JAZZを聴き始めたきっかけ
オシャレな感じだけどピロピロとよく分からないアドリブを繰り出すよく分からない音楽・・・それがJAZZに対する一般的なイメージだと思います。
じっさい僕もそう思ってました^^;
もともとJAZZが好きでもない僕がJAZZを練習するきっかけになったのは“ACID JAZZ”というジャンルの曲を好きになったことでした。
“ACID JAZZ”の曲がかっこよすぎて、そういう音楽をしたかったのですが、”ACID JAZZ”のようなマイナーなジャンルの曲はスコアも全くなく、ネット上だとしても今でもほとんど譜面が出回っていませんでした。
そのため、頑張って耳コピしようとしたのですが・・・当時の僕はまったく耳コピできませんでした。
“ACID JAZZ”はオシャンティーなテンションコードというコードが多様されているのですが、いままで弾いてきたJPOPやROCKではテンションコードをほとんど使うことがなく、また僕もテンションコードという言葉自体しらなかったためまったく耳コピができませんでした。
今でもですが、”ACID JAZZ”などのマイナーな音楽は演奏するには耳コピするしか方法がなかったのです。
でもまったく耳コピすることができなかった僕はJAZZが弾ければなんでも弾けるんじゃないだろうか?という安易な考えでJAZZを勉強しだしました。JAZZが上級者向けの音楽で、ジャンルの名前も音の響きも”ACID JAZZ”と似ているなぁと思ったからです。
実はジャンル的には”ACID JAZZ”と”JAZZ”はまったく別物です。JAZZという文字が入っていますが( ^ω^)・・・
ですがJAZZを勉強したことは結果的に正解だったと思っています。
音楽の基礎や基本的なコード理論などを学ぶことができたからです。
結局、僕の努力不足で自由自在にJAZZを弾けるようにはなりませんでしたが、いままであいまいだったリズムやグルーブの概念、コード理論など多少なりとも身に着けることができ、そのおかげで”ACID JAZZ”のコードも耳コピできるようになりました。
以上が僕がJAZZを聴くようになったきっかけでした。
もし、ギターの演奏に行き詰ったら、JAZZをやってみるといいかも知れません。
JAZZは聴くよりも演奏するほうが楽しいジャンルだと思いますし、理論は多少は勉強してたほうが絶対表現の幅が広がると思うからです。
というわけで・・・最後にJAZZSTANDARDの”SUMMER TIME”という曲の演奏を紹介します。
今回はソロギターというギター一本で演奏する形式です。
このソロギターという演奏形式・・・とっても面倒くさいです(笑い)
コードを弾きながらメロディやソロを弾カ無きゃならないし、
ただ弾くだけだと寂しいのでベースラインを意識した作りを考えてアレンジしなければならないし、
リズム(グルーヴ)も意識しなければならないという、、、そうしないと「形」にならいのですが、本当に面倒くさいです。
でも考えてみてください。
コードを弾く、メロディーを弾く(鍵盤やギターなどの和音楽器)
ベースラインを意識する(ベース)
リズムを意識する(ドラム)
と音楽のすべての要素が詰まっていると思いませんか?
どういう風に音を抜き差しして曲を成立させるかアレンジもしなければなりませんので、そういったアレンジ力や構成力を培うことができます。
僕はソロギターがギターの一番の練習法だと思っています。
というわけでお聴きください(対して上手くないですが・・・)
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