ソロギターとは一体どんな演奏のこと?ソロギターで培われる技術とは?
最近、巷ではソロギターというジャンルが流行っています。今回はソロギターについて語りたいと思います。
ソロギターとは、ギター1本で伴奏とメロディーを同時に演奏するスタイルのことを言います。
古くからクラシックギターでよく演奏されていたスタイルであり、最近はフォークギターを使ってポピュラーミュージックを演奏することも多いです。
どんな演奏かというと・・・参考にのび太の演奏を見てください↓
【ソロギター】Close to you
こういったスタイルをソロギターと言います。
ソロギターはどうやって弾いているの?
ギターは楽器の特性上、同時に2つのこと演奏しにくい作りになっています。
バンドの場合、リードギターとリズムギターに分かれるように「伴奏」「メロディー」で分業することがほとんどです。
※一人でこなすギタリストも大勢います。
しかし、ソロギターは1人演奏なので、その両方を絶対に1人で演奏しなければなりません。
つまりコードを弾きながらメロディーを弾くことになるので、とっても大変(面倒くさい)です。
ギターはピアノみたいに右手と左手を切り離して音を出せないので、何度も言いますが本当に大変(面倒くさい)です。
どういう理屈でソロギターを弾いているかと言いますと
・コードを鳴らすときにメロディーに該当する音を付与したり、強調したりしてメロディーを鳴らす
・コードが鳴っていない空白の部分に単音でメロディーをぶち込む
このような方法で曲を成立させています。
実はコードとメロディーだけではない、ソロギターを演奏する上の注意点
ソロギターはコードとメロディーを1人で弾くことで曲を表現していると書きましたが、厳密に言うと他にも意識しなければならないことがあります。
バンドにはギター(和音)とボーカル(メロディー)以外にもパートがありますよね。
そうです!ベースとドラムです!
音楽にはリズムと言うものがあり、それは音楽を表現する上で一番重要なファクターです。
いわゆる、「ノリ」や「グルーヴ」は音楽に欠かせないものです。
ソロギターでもグルーヴは大事であり、それを感じさせるような演奏を心がけなければなりません。
それはバラードでもアップテンポの曲でもおなじです。
それらを表現するために、ベース的な音の使い方を意識し、それを曲に取り込むことが必要です。具体的にはギターのベース音を強調した演奏(たとえばベースラインを随所に入れる)などの方法をとります。
またドラム的な表現は、、文章では説明しにくいですが、きちんとした休符の管理、ネイルアタックやゴーストノート、を駆使してリズムを表現します。
これらを「伴奏」「メロディー」と組み合わせることで完成度の高いソロギターを演奏することができます。
まとめ!ソロギターはスキルアップに最適!!いいことばかり!
ソロギターで必要なスキルを纏めますと
・コードスキル
・メロディースキル
・ベーススキル(グルーヴ、リズム)
・ドラムスキル(グルーヴ、リズム)
です。
さらには自分でソロギターを組み立てる場合はアレンジ力も必要となります。
これらはすべて音楽にとって必要な要素であり、ソロギターを演奏することは総合的にギタースキルをアップにつながると言えるわけです。
それに、「ギター弾いて!」とか言われたときにコードを弾くだけだったり、単音弾くだけだとちょっとダサイと思いません?
せっかくならギターだけでかっこよく演奏したいものですよね(笑)
絶対そのほうがかっこいいです(笑)
まずはコピーでもいいのでソロギターをしてみませんか?
今はソロギターの譜面(ソロギターの調べシリーズ)など多くの譜面が販売されています。
それらを数曲コピーしていくと、コードとメロディーのバランスなど、なんとなくアレンジの仕方とかわかってくると思います。
というわけでソロギターについででした。
ではでは!!
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