LAST CHRISTMASのアコギカバーの弾き方➁サビ編
Last Christmas/Wham!
ラストクリスマスのアコースティックギターアレンジの解説、第2回目になります。
2回目は「サビ編」です。
ラストクリスマスは非常に単純なコード進行で構成されていて、コード自体は基本的には4つしか使いません。
C/Am7/Dm/G
これを全編に渡ってひたすら繰り返すだけです。
でもそれだけだと寂しいのでイントロ・Aメロとサビと間奏で弾き方を変え、メリハリをつけています。
この3つの弾き方をマスターすることでラストクリスマスは弾けるようになります。
ローコードに対する音の足し算、引き算がなんとなくわかるので是非練習してみてください。
サビはAメロよりも盛り上がるように少し派手なアレンジにしています。
サビのメロディーを当てはめたようなアレンジでコードの音使いについてはイントロ・Aメロとほぼ一緒です。
細かいところは違いますので、動画解説をよく見てください。
・CのところはCadd9⇔Cを行ったり来たりします(小指で9thを押さえたり離したり)
・Am7のところはA7(sus4)⇔Am7を行ったり来たりします(薬指で4thを押さえたり離したり)
・DmのところはD7(omit3)⇔D(omit3)を行ったり来たり(薬指で8thのDを押さえたり離したり)
・GのところはG⇔G7を行ったり来たり(人差し指でm7thを押さえたり離したり)
これをパーム(手を開きながら弦を弾く動作)を織り交ぜて弾きます。
どうしてパームを入れているかというと・・・
このラストクリスマスのアレンジはネイルアタックが定期的に入っています。
サビも定期的にネイルアタックを入れたいのですが、一部タイミング的にネイルアタックが入りにくいところがあります。
そこにパームを入れてネイルアタックの代わりにしています。
これは口頭での説明が非常に難しいので、動画をよく見て聴いてタイミングを盗んでください。
このパームはこのサビのアレンジのキモになります。
パームをする場所
パームで開いた指を戻すときに弦を弾くタイミング
正確にこれらを行うのは非常に難しいです。
ただ、歌の伴奏なので多少はミスっても大丈夫です。
隣の弦を弾くぐらいであれば、あまり違和感になりません。
最終的には狙った弦を弾けるようなったほうがいいことは間違いないですが・・・
ということで演奏解説第2回目「サビの解説」でした。
次回は最終回で「間奏」の解説になります。
Last Christmas/Wham!
演奏解説もしています↓
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