【スラム奏法】THIS LOVE/MAROON 5をかっこよく弾いてみた
今回の演奏動画はマルーン5の”THIS LOVE”の演奏動画です。
スラム奏法を使った演奏となっています。
スラム奏法のことを知らない人もいると思いますので、まずスラム奏法の概要を説明していきたいと思います。
スラム奏法とはギターのボディーを叩きながら演奏する奏法で、ギター演奏にドラム的な要素を組み込んだ特殊奏法です。ギターのボディを叩いて打音を出すという性質上、アコースティックギターを弾くときに使われることの多い奏法です。
アコギを演奏しながら打音を出すことはよくあると思います。ネイルアタックなんかもそうですよね。
ですが、スラムはもっとドラム的なリズムを叩き出すための奏法なので、ネイルアタックよりもたくさんの打音を出す必要があります。
ギターを弾きながらドラム的な要素を加えるということはギターを「弾きながら叩く」わけで必然的に手の動きが複雑なものになってきます。
ストローク(カッティング)しながらどうやってギターを叩くとはどういうことかというと、言葉に書き出すと下記のような説明になります。
1拍目:右手をパームというフォームでギターを鳴らしながら右手の掌底でボディーをたたく(バスドラムの役割)
2拍目:普通にストロークしてギターを鳴らすだけ
3拍目:右手の平でボディーを叩く(スネアドラムの役割)
4拍目:叩いた右手の指を弦に引っ掛けて掻きあげる感じでアップストローク
拍の間:左手の指でカチカチと指板を叩く(ハイハットの役割)
というような構成となっています。
このようにギターを弾きながらリズムを叩くのでアコギ一本でも非常にパーカッシブな演奏表現が可能な奏法です。
見て聴いた方が早いので”THIS LOVE”の演奏動画を見てみてください。
その墓スラム奏法の例として下記、演奏を置いていきます。
こちらの方がテンポも速くて、よりパーカッシブです。
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