【中級者必見】演奏が劇的にかっこよくなる置き換えコード12選!!

TECHNIC(ハッタリ技・小ネタ)

今回はギターの演奏が劇的にかっこよくなる絶対覚えておくべき置き換えコードを12個を紹介します。

音楽理論的なことは無しにして「このコードを使うときはコッチを使ってみてください」といったような感じで簡単に紹介します。

<置き換えコードの重要性について>
まず、置き換えのコードを覚えることがどのような理由で「絶対覚えておくべき」なのか?を説明します。

(1)難しい雰囲気の曲を演奏できるようになる
コード譜面を見て、その通りにコードを押さえて演奏しているのに「なにか違う・・・」「雰囲気が合わない・・・」「原曲と違う風に聴こえる」と感じることはありませんか?
その違和感の原因はいくつかあるのですが、大きな原因の一つとして

「同じコードでも原曲は普通の押さえ方ではなくてちょっと違う押さえ方を使っている」ということが挙げられます。

コード自体は正しくても押さえ方が違うために「コードの響きが原曲と違って聴こえる=雰囲気が合わないと感じる」ことがあるのです。

プロのミュージシャンやギタリストは「普通のコードの押さえ方」だけではなく「省略コード」「テンションコード」などいろいろなコードを使い「コードの響き」を利用して曲の世界観を作っています。

曲の世界観を構築する要素は他にも「リズム」や「グルーヴ」なんかがありますが、「コードの響き」が曲の世界観を構成する重要な要素であることは間違いありません。

今回教える「置き換えコード」「省略コード」「テンションコード」です。

それを使えば今までなんだかしっくり来なかった曲も弾けるようになりますし、より曲の世界観にあった演奏ができるようになります。

(2)コードワークの幅が広がる
「置き換えコード」を覚えれれば、当然自分の作曲やアレンジに生かせるようになります。
結果、アレンジの幅が広がり、よりかっこいい曲が作れるようになります。

コードはたくさん種類がありますが、コードを知っていれば知っているほど、当たり前ですがコードワークの幅は広がります。今回の置き換えれるコードは代表的な12個のコードですが、これを覚えるだけでもだいぶ違います。

(3)コードチェンジが楽(簡単)になる
新しいコードを覚えるのは面倒ですが、置き換えコードを使うことで基本的にコードチェンジが楽になります。
押さえてみればわかりますが、フレットの移動が少なくなる場合が多かったり、自分でコードファームを選択することができるようになるのでケースバイケースに合わせてフレットや指の無駄な移動を抑えることができます。

ただし、先ほども言ったように新しいコードを覚えるのは面倒です(笑)

以上を踏まえた上で動画解説をご視聴ください。

どうだったでしょうか?

<置き換えコードの解説>

それでは少しだけ細かく解説していきます。

■6弦ルートの置き換えコード

AM→AM7
三和音のMに一音足して四和音のM7にしただけです。
M7がメロディーラインとぶつかるときは素直にMを使うのが吉です。

Am7→Am7(省略コード)
ルートを押さえるのに中指を使うので他のコードへのコードチェンジがし易いです。押さえ方も簡単です。

A7→A7(省略コード)
ルートを押さえるのに中指を使うので他のコードへのコードチェンジがし易いです。

A7→A7(13)(ナチュラルテンションコード)
A7に13thの音を足したコードです。A7のコードの性質にちょっとだけ味付けをした音だと覚えてください。おしゃれな響きが特徴。

A7→A7(♭13)(オルタードテンションコード)
A7に♭13thの音を足したコードです。A7のコードの性質にちょっとだけ味付けをした音だと覚えてください。不安定な響きが特徴。(13)と(♭13)は小指の位置が違うだけ。コード進行的に使えないことも多い。

■5弦ルートの置き換えコード

DM7→DM7(9)(ナチュラルテンションコード)
DM7のコードの性質にちょっとだけ味付けをした音だと覚えてください。オシャレな響きが特徴。押さえ方がちょっと難しい。

Dm7→Dm7
ルートから見て低フレットを使う押さえ方。1弦を使わないので落ち着いた響き。(9th)に移行しやすいフォーム。

Dm7→Dm7(9)(ナチュラルテンションコード)
おしゃれな響き。Dm7のコードの性質にちょっとだけ味付けをした音だと覚えてください。

D7→D7
ルートから見て低フレットを使ったコードフォーム。1弦を使わないので落ち着いた響き。

D7→D7(9)(ナチュラルテンションコード)
オシャレな響きが特徴。#9や♭9にも移行しやすい。

D7→D7(#9)(オルタードテンションコード)
不安定な響きが特徴のテンションコード。

D7(♭9)(オルタードテンションコード)
不安定な響きが特徴のテンションコード。

以上が12個の置き換えコードです。

押さえてみて気が付いたかもしれませんが、普通の押さえ方は1弦まで押さえます。そのため派手な響きになりやすいです。

置き換えたコード類は1弦を使わないため、比較的低い音だけで構成されたコードです。そのためオシャレで落ち着いた響きになりやすいです。

各コードの響きを雰囲気でも理解していれば、曲に合わせたコード選択ができるようになります。

なんか雰囲気が違うんだよなぁ~と思うときはこういった置き換えたコードを使うとばっちりと合う場合が多いです。※そもそもコードが間違っている場合もありますが。。。。

<普通のコードと置き換えたコードを使って曲を弾いたときにどんなふうに雰囲気が違って聴こえるのか?>

それをわかりやすく感じてもらうために、動画の中では実際に曲を弾いています。

サンプルとなる曲はMAROON5の「SUNDAY MORNING」という曲です。
割と有名な曲なので聴いたことがあるのではないでしょうか?

この曲のコード進行は

Dm7→G7→CM7という非常に単純なコード進行(Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ)の繰り返しになります。

Dm7→G7→CM7と・・・

Dm7(9)→G7(13)→CM7
で弾いた場合とを演奏比較しているので気になる人はぜひ聴いてみてください。

<練習方法について>
この置き換えコードを習得するための練習方法ですが・・・とりあえず曲を演奏するときに置き換えれるコードはすべて置き換えて演奏してみてください。

そうすると、曲(コード進行)に「合う」「合わない」というのが実際の聴いてわかりやすいです。また、コードチェンジの「しやすさ」や「しにくさ」もわかってくると思います。模範演奏した「SUNDAY MORNING」もだいぶ響きが大人っぽく感じると思いますし、コードチェンジも簡単(楽)に感じると思います。指ほとんど動かさなくていいですよね??

いろんな曲でコードを置き換えた場合、全く使えない場合はもっともっと違和感を感じます。
まったく使えない、そして曲に全然合わないと感じると思います。

本当は理論的にこのコード進行の時はこれは使える、使えないというものがあります。
4度進行するときにどーたらとか・・・。曲にまったく合わないということは結局理論的に使えない、間違っていることと覚えてください。

最終的にはコード理論は多少勉強したほうがいいです。ですがその必要性を感じる意味でも、まずは理論すっとばしていかに置き換えコードが大事がを肌で感じてください。大事さがわかれば、、、理論も勉強する気にになるでしょう(笑)いずれ覚えていく感じで良いと思います。

ダイジョウブです!!!私も初歩的なコード理論しか知りません!!!(笑)

ということで今回はここまでです。

置き換えコードについての解説でした。

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